支援者向けオンラインクラス『トラウマ体験と「迎合」について』に参加しました。
最終回の3回目となる今回は、熊谷珠美さんのご講演と、これまで講師をされた津田真人さん、糸井武史さんを交えての対談でした。
熊谷珠美さんのご講演では、被害者支援のお立場から、迎合という言葉や概念について、その歴史から振り返り、学ぶことができました。
海外の研究や文献から、”Tend&Befriend”,”Flop”,”Fawm”,”Feign”,”Appeasement”,”Collapse/Submit”など、日本語の「迎合」にあたる概念や言葉が沢山出てきています。それぞれ、被害を受けた方の状況を理解し、説明し、サポートするために生まれて来た言葉であることを再認識しました。
現在これらの言葉は日本語では「迎合」としか訳されていませんが、今後言葉や概念が議論され、日本で当事者の方にとって力となるように、成熟していく必要があると思います。